初めては怖いのです。

これは、youちゃんの特性の中にもありましたが、実は、子どもの発達の途中にも同じような時期があるのです。

『８ヶ月の不安』

と、言われる時期。この時期は、初めて会う人が怖くて、いわゆる、人見知りの時期とされています。
初めての人が、お部屋に入ってきただけで、泣き出す赤ちゃん。抱っこしてあげようと手を伸ばすと、身をよじって嫌がります。

普段見慣れた人と、見慣れない人の区別がつくようになって、初めて会う人に、不安を覚える・・・「わかるようになるのってつらいのよね。」と、白石正久先生はおっしゃいます。
そんなにイヤなら見なきゃいいのに、お母さんの方に顔をうずめて、そぉ～～と、肩越しにのぞきます。目が合うと、また、顔をうずめる。そんな時期です。

youちゃんの初めての人が苦手・・というのは、その時期を今も過ごしていると言うこと？？それは、定かではありませんが、それを乗り越える方法と言うのは似ています。

この不安を乗り越えるためには、『大好きな人に、怖いと思う気持ちを支えてもらう』ことが必要なのです。

「怖いんだよね。」と、気持ちを言葉に代えてもらうだけでも安心するかもしれません。
少なくとも、「大丈夫だからやってごらん！！」と背中を押されることではないと思うのです。
子どもは、大好きな人に心を支えてもらいながら、「大丈夫だよね？」と、自分で確認しながら乗り越えていくでは無いかな・・・と思うのです。